痛くない歯科治療として大注目
これまで歯科医院での治療で、痛みを強く感じた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、当院では痛みを極力減らすことができるEr:YAGレーザーを導入いたしました。
では、なぜレーザーを使うと痛みの少ない治療ができるのでしょうか?
Er:YAGレーザーで痛みが少ないのはなぜ?
痛みを感じる原因の一つに、熱の発生がありました。しかし、Er:YAGレーザー治療では、熱が深部まで達せず、端から水をスプレー状に噴きつけて患部を冷却しながら治療していきます。これにより、痛みが少ないのです。
さらにEr:YAGレーザーでは、非接触で歯の組織を除去できるため、振動や音が少なく、がりがりという音や痛みがありません。
Er:YAGレーザーの魅力
- 痛みが
少ない - 不快な音が
しない - 歯を
削る量が
少ない
Er:YAGレーザー治療と従来の治療の違い
Er:YAGレーザーによる治療 | 従来の治療 | |
---|---|---|
痛み | 少ない | ある |
殺菌効果 | ある レーザーの熱による殺菌効果があります |
ない |
振動 | 少ない | ある |
歯を削る量 | 少ない タービン(ドリル)を使わないので健康な歯を削る量が少ない |
多いことがある |
虫歯の再発リスク | リスク低い レーザーで虫歯の原因菌をしっかり除去できる |
リスク高いことがある |
Er:YAGレーザーのメリットとデメリット
レーザーには利点もありますが、当然欠点となるところもあります。
メリット
- 痛み、治療中の苦痛が少ない
- 非接触で歯の組織を除去するため、痛みや振動が少なく、患者の不安や苦痛を軽減します。また、健康な歯や歯周組織を保護しながら治療が行えます。
- 抗菌作用があり虫歯の再発リスクを減らす
- Er:YAGレーザーは強力な抗菌作用があり、治療中に細菌の繁殖を抑制し、再感染のリスクを減らします。
- 組織の再生を促せる
- レーザー治療は組織の再生を促進し、歯周組織や骨の再生を助けることが報告されています。
- 保険適応ができる
- 保険適応内なので患者様のお支払いの負担を小さくできます。
デメリット
- 治療時間の長さ
- 一部の症例では、レーザー治療が従来の治療方法よりも時間がかかることがあります。ただし、痛みが少ないため、患者の負担は軽減されることが多いです。
- 部位によってはレーザー不可なことがある
- レーザーの光が届かない歯と歯の間等にはレーザーが使えないことがあります。その場合は従来のタービン(ドリル)を使用します。
対応可能な治療範囲
以下のような症例でレーザーは有効に利用できます。
- 虫歯治療
- レーザーで虫歯菌を効果的に除去します。
- 歯周病治療
- レーザーには殺菌効果があり、切開をすることなく歯周病菌を除去できます。歯肉の血行を回復することもできます。
また、組織の再生を促進し、歯周組織や骨の再生を助けることが報告されています。 - インプラント周囲炎
- インプラント治療をした場合は、その後定期的なメンテナンスでインプラント周囲炎を予防します。しかし、もしインプラント周囲炎になってしまった際でも、レーザーによってインプラントに付着した歯石の除去も可能になります。
- 知覚過敏
- 知覚過敏の主な原因は、歯の象牙質が露出し象牙質内に刺激が伝わることです。Er:YAGレーザー治療は、その象牙質の穴を閉じるように表面に薄い膜を作ることができるので、刺激が伝わらなくなります。
- 口内炎
- レーザーの抗菌・抗炎症作用により、口内炎の原因となる細菌やウイルスによる感染拡大を防ぎ、口内炎の治癒が促進されます。
佐倉市のすが歯科クリニックでは、レーザー治療による痛みの少ない治療で患者様の安心につながる診療を目指します。